昔の人はなぜ簡単に結婚できたのか

桜のデコレーションケーキ

昔は結婚率が高かった

少し古いデーターですが2010年の国勢調査で、35歳を過ぎて結婚できたのは「男性で3% 女性で2%」との結果がでたそうです。

35歳過ぎると結婚はほぼ不可能 できたのは「男性で3% 女性で2%」(JCASTニュースより)

現在、日本では急速に「非婚化」が進んでいますが、昔(1970年代頃まで)は年頃になると結婚するのが当たり前。

女性は子どもを産み育て家を守り、男性は外で働き一家の大黒柱として家計を支えるのが普通でした。

だからか、私が幼い頃は周りの大人は、若くてもみんな結婚していた記憶があります。
いつまでも独身の人は、なにかしら結婚しない(できない)理由があったように思います。

 

昔の婚活は黙っていても誰かが縁談を持ってきてくれた

昔は、成人していつまでも独り身だったら、近所のおばさんや親戚、職場の上司などが「早く身を固めなさい」と、あれこれ縁談を持ってきてくれたものでした。

今だったら絶対結婚できないであろうというスペックの持ち主の男性でも、なんとか誰かと結婚できる時代でした。

女性は20代前半で子どもを産むことは当たり前だったし、男女共に30代で独り身だったら、この年まで結婚しないなんて、この人は何かあると皆から思われる時代でした。

実際、私が20代の頃は、女性が高く売れるのは24歳まで、25歳を過ぎると途端に条件が悪くなり「売れ残り」とまでいわれ、まるでクリスマスケーキのようだといわれていました。

クリスマスケーキは12月24日まで高値で販売し、25日になると売れ残ったクリスマスケーキを安く叩き売りするという意味合いからそういわれていました。

酷い会社だと、25歳過ぎた女性に会社を辞めるようにそれとなく促す上司の存在もありました。
今なら完全にパワハラですね。

今は25歳で売れ残りなんて言わせません。
そう考えると今の女性は大変羨ましい。
30代前半はまだ若いといわれる年齢です。
いつまでも独身でも、売れ残りなんて口にする人も殆どいません。
25歳は婚活サイトでもまだまだ売り手市場です。

 

昔は婚活はせずとも結婚できた?

結婚式昔は恋愛結婚よりも、親が決めた人と結婚する人が多かったと思います。
親のいうことは絶対なので、他に好きな人がいても、親のいうことに逆らえずに泣く泣く別れて親の決めた人と結婚したものでした。

また、当時の女性は、男性に比べると学歴も低く仕事も腰掛程度の女性が多かったようです。

当時は、学歴の高い女性はもらい手が少ないと考える親が多く、とても閉鎖的な考えが先行していたために、早く結婚させるためには学歴は必要なかったようです。

どうしても大学に行くのならせめて短大卒、女性は勉強よりも花嫁修業が大事。そのせいか、女性が自立して男性並みに働いている人はごくわずかでした。

 

大人になったら若いうちに結婚して子どもを産むのが当たり前

当時は、早く結婚して誰かに養ってもらわないと食べていけない女性が多かったので、若いうちから結婚する人が多かったといえます。

また、兄弟姉妹の人数が多い家庭では、できるだけ上から順に結婚させようと、早くから嫁に出したりしたものです。

昔の男性は年収が低くても、高度成長期(1954年~1973年頃まで)には収入が誰もが右肩上がりだったので、低学歴でも勤めていれば給料もちゃんともらえて、パートナーは専業主婦でも生活ができていました。

女性にとって結婚できるかどうかは死活問題。
学歴も仕事もない女性は結婚して誰かに養ってもらわないと生きていけなかったのです。

1人では生きていけない女性は、夫が亭主関白でもDVでも逆らうことなくじっと我慢するだけ。

逆らって外に放り出されたら、生きていけないので子どもを連れて家を出ることもしなかった。
だから、今よりずっと離婚率も低かったのです。

このように、当時は結婚相手に望む条件もあまりなく、希望する条件があっても親は聞き入れてくれず、親の勧める人と結婚させられていたからこそ、皆簡単に結婚できていたのではないかと思います。

photo credit: bittle via photopin cc


PAGE TOP